ヒューマニティー幼保学園では乳児期からの立腰を大切にしております。また、乳児期から幼知部へ進学するまでに立腰の仕方をしっかりと身につけておくことが重要です。園の生活の中でも、朝の会・椅子に座る活動のとき・DREMS活動のとき・給食・おやつ・帰りの会のときなど、園生活のあらゆる中に取り組んでいる大切な行いです。
立腰をおこなうことによって子どもの性格を落ち着いたり、集中力があがったり、メリットがたくさんあります。その一例をあげてみます。
精神が明朗になる。
立腰をすると、頭がはっきりして何事にも専念できるようになります。判断力も身につくので、実践的知恵が身についてきます。また、心が引き締まってやる気もわいてきます。
主体性が確立する。
集中力がついて持続ができるようになります。また、積極的で粘り強く耐える力がつき、実践力が身についてきます。
身体が健康になる。
立腰による正しい姿勢により、内臓の圧迫がなくなります。食欲不振がなくなり、身体も丈夫になります。動作が俊敏になり、気分まで明るくなります。
子どもがしっかりと立腰ができるようになるためには、ご家庭での導入もおすすめしております。なんといっても子どもの見本は親になるので、親が立腰の姿勢を意識してみることが大切です。また、立腰は毎日の習慣が必要となるので、毎日数分でもできるだけ毎日続けてみましょう。
腰骨を立てるというのは、耳慣れない言葉だと感じる方が多いと思います。腰骨を立てようという言葉はほとんどの場合、「姿勢を正しく」「背骨をまっすぐに伸ばして」というような言葉に置き換えられてしまうことが多いのですが、「姿勢を正しく」というのは、どうすることが正しいのかははっきりしていません。
腰骨を立てる立腰とは、正座した姿勢、腰掛けた姿勢、たった姿勢の三態の正しい姿勢、よい姿勢とはどういう姿勢かのポイントを具体的に言い表した言葉なのです。
腰骨というものは、私たちの人間の身体の大黒柱であり、バイタリティーの根源なのです。しかも体の中で一番動かないところはどこかといえば結局胴体であり、そのまた中心はどこかといえば腰骨なのです。「腰骨を立てる」つまり後方と前方という正反対の方向が、腰骨一点でキリッと結ぶ。この一点のネジを、全身の力をもってぐっと締め上げる気持ち(全身の神経回路をつなぐ)のです。そして、この状態をできるだけ接続しつづけることでやる気を育てます。
そもそも立腰とは何でしょうか。日本の哲学者・森信三が提唱した「立腰」に遡ります。「心身相即」とよばれる考え方が根本にあります。
「心と体はつながっている」それは日本人が学び伝えてきた英知です。身体や脳の働きが良くなれば精神のバランスもよくなります。立腰とは、背すじを伸ばした正しい姿勢のことです。きちんとした座り方をすることで、集中力が高まり、学習や人の話をよく聞けるようになります。
当園の園児たちは床に座るときは正座、椅子に座るときには背すじを伸ばした美しく正しい姿勢で、しっかり待つことができます。
OHAMAはベビーマッサージと右脳教育を組み合わせた子育て支援事業です。ヒューマニティー幼保学園に通ってなくても、0歳~就園前を中心に、どなたでもご参加できます。
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