ここ最近、「毒親」という言葉が新しく誕生し、話題になっています。文字通り「子供にとって毒になる親」という意味ですね。毒親のパターンは何種類かあり、一番酷いのは「虐待する親」です。また、もちろん虐待は論外として『子どもに過剰な干渉をして、自由を奪ってしまう親』といったパターンの毒親もあります。
こんな「過干渉な親」も、ある意味虐待にあたるのではと言う、専門家もいます。たとえば、
・子供が将来どんな職業につくかを親が強制する
・子供に自由に遊ばせずに勉強ばかりをさせる
・子供がどんなお友達と付き合うかを親が選別し、子供を強制する
・子供が誰と結婚するのかを、親が選んで押し付ける
など、子供の人生を親が干渉し、強制し続けるような状況ですね。子供に過度な干渉をしてしまうと、自主性が奪われてしまいます。酷い場合は、心に傷を負ったり、親を恨んだりしてしまいます。私がこんなお話をすると、「私は子供に結構勉強させているので毒親にあたるのでしょうか?」
と不安になられる方もおられます。
たしかに、子供に勉強をさせないと、将来不利になるのは事実ですから、親はある程度子供に干渉しないといけないわけですね。このあたりをどう考え、心のなかで整理していくべきなのか。これはとても難しい課題です。子どもを自由に育てるべきか、自由に育てるとはどういうことか、子供にどこまで干渉すべきかというテーマを今後さらに考える必要があります。
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