2018.04.11 子育てコラム
泥土は感性が磨かれます。
水遊びも子どもの感性を磨くには素晴らしい素材ですが、水に加えて、砂や土などに水を加えた泥土こそが、感性を素晴らしく磨かれるといわています。
「粒子の細かい泥に足を入れると、『にゅるにゅるして気持ちいい!』となります。この感覚は、お風呂に入ったときに『ああ、気持ちいい!』となるのと同じ気持ちよさ。感性による喜びへとつながっていくことになります」
泥の気持ちよさを体験したら、さらに遊びが発展。
泥だんごを例に挙げると、真ん丸ピカピカのキレイな泥だんごを作るには、どんな土を使い、水の量をどれくらいにして、泥の固さを調節しつつ、どうやってこねたらいいのか、手はどう動かしたらいいのかといったことを、子どもなりに理論的に考えます。
だんごがうまくできると、次は泥だんごを使っておだんご屋さんごっこが始まる。すると、泥だんごが媒介となって、だんだんと集団の遊びになっていって、人間関係の遊びへとさらに発展します。
このように、水とセットにした泥遊びというのは、にゅるにゅると気持ちいい「感覚遊び」と、泥だんごなど形あるものを作る「可塑性を生かした遊び」、作ったものでごっこ遊びをする「人間関係の遊び」と3種類の遊びをすることができます。この3つの遊びが合わさることで、「人間として成長するのに大事な力が育つ」思うのです。
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