2018.04.11 子どもと食育

早すぎる離乳食

生後数ヶ月生後半年といった早い段階で、赤ちゃん離乳食を与えているとアレルギーなどの病気になりやすくなることはご存知でしょうか。

赤ちゃんの朝は未完成状態であり、大人とはまったくの別物です。それにもかかわらず、大人と同じような食べ物を与えると明記システムが混乱して、さまざまなトラブルが発生してしまうわけです。早すぎる離乳食を与えていると、常在菌が体内に入り、ばい菌がばらまかれてしまうようになるのです。皆さんご存知のように、体は食べたものを消化して必要な栄養を吸収する機関です。

 

腸管はちくわ状の筒であり、外界からいつばい菌やウィルスなどが入ってきてもおかしくない構造になっています。食中毒のように食べ物と一緒に入ってきたばい菌が悪さを働くことも大いにあり得るわけなんです。これもよく知られるように町内には200兆このもいわれる腸内細菌があります。

最も腸内細菌はビフィズス菌のように良い働きをするものばかりでは無いのです。悪い働きをするものも少なからずおります。それに腸内には、ヘルペスクラミジアリケッチアなどの常在菌も多数潜んでいます。

 

つまり、腸内にはよからぬ菌達が結構たくさんいて、そのようなたくさんの菌たちが常に体内への侵入を狙っているような危険な状態に置かれているわけです。

ですがもちろんこうした菌の侵入を防ぐ明記システムの構造されています。その代表がパイエル板です。

 

パイエル板は白血球ガードマンが常駐しているような形で、よからぬ菌達が好きを見て侵入しないように見張っているものなのです。

ところが早すぎる離乳食を子供に与えていると、喉の場合と同じように体を守ってくれるはずの白血球が、常在菌を取り込んだまま一緒に体外に侵入してしまうメカニズムが働くようになります。この場合、白血球の暴走を誘発するのはタンパク質です。赤ちゃんの場合タンパク質を分解する酵素がろくに分泌されておらず、赤ちゃんの腸にとっては異物も同然であるのです。

 

こうした異物が入ってくると赤ちゃんの体は、5分もたたないうちに悪玉菌だらけの状態になってしまいます。

 

ですから、乳幼児期に未消化のタンパク質を与えていると、3歳位まではこの「ばい菌ばらまきシステム」が自動的に働くようになってしまいます。離乳食を含めて赤ちゃんや乳幼児に食事を与えるときは細心の注意を払う必要があります。

そして何より一番は野菜食に心がけてください。

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